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ポスト・オイル
石油元売り各社は、 新エネルギー分野への参入に必死ですね。 まずは、昭和シェル石油が、 2011年に1000億円強を投じて世界最大級の 太陽光発電パネル工場を建設すると発表しています。 年間に生産するパネルの総発電量は 原子力発電所一基分に当たる 1000メガ(メガは百万)ワット規模というから すごいです。 8月2日の日経新聞には、 新日本石油が太陽光発電の対抗馬である 家庭用燃料電池の量産に乗り出すとの 記事が掲載されていました。 新日石は三洋電機の家庭用燃料電池事業を 事実上買収して、 今年4月に新日石が81%、 三洋電機が19%を出資する ENEOSセルテックを 群馬県大泉町の三洋電機の工場内に設立しています。 また、東大大学院農学生命科学研究所と バイオエタノール開発で 共同研究に乗り出すとも発表しています。 出光興産は、 東芝と燃料電池システム開発で協力。 また、風力発電所を運営している 日本風力開発にも出資をしています。 コスモ石油は、東京工業大学と協力して、 アラブ首長国連邦で、 太陽熱発電システムの実用化を目指しています。 ジャパンエナジーは、 燃料電池自動車向けに 水素貯蔵・運搬技術を研究中。 いずれ、石油は枯渇し、 石油だけでは商売が成り立たなくなるため、 石油に続く新エネルギー事業を早期に育てて、 総合エネルギー企業を目指すというわけです。 石油ビジネスの本家本元である中東でも、 太陽光発電やら、原発やら、 さかんにオイルマネーをつぎ込んでいますね。 後発で参入しても、資金力のある企業は、 あっと言う間に世界大手に躍り出てしまうわけで、 環境技術関連株に投資をする場合は、 どこが中核をよく見極めなければなりません。 結局、簡単にはまねのできない 独自の技術を持っているところが強いわけです。 太陽電池ならば、製造装置メーカー、 燃料電池ならば、バッテリー関連銘柄など、 周辺銘柄に、投資妙味があると思います。 (2008/8/5 記) |