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ミチナカ
最近、商業施設として人気を集めているのが、 駅構内にあるショッピングセンター“エキナカ”ですが、 エキナカの次は、“ミチナカ”が注目です。 ミチナカは、高速道路のショッピングセンターのこと。 ミチナカが注目を集めるきっかけとなったのは、 「パサール幕張」のオープンでしょう。 2008年3月、 京葉道路の下りパーキングエリアに開業しました。 パサール(pasar)って、へんな名前ですよね。 HPの説明によると、 「パーキングエリア」の「PA」 「サービスエリア」の「SA」に リラクゼーション(Relaxation)、 休憩(Rest)を組み合わせた造語だそうです。 スペイン語で「立ち寄る」「時を過ごす」 インドネシア語で「市場」を意味する単語でもあるとのことで、 結構、真剣に考えてつけたみたいですね。 このパサールには、 和菓子や洋菓子の専門店が軒を連ねており、 ちょっとした、デパ地下の様相を呈しています。 休憩のためにちょこっと立ち寄るのではなく、 パサールに行くことを目的としてやって来るお客さんも多く、 休日には1万4000人が訪れるのだとか。 中でも、大人気なのが、 ブッフェスタイルの自然食レストラン 「ちばの恵み 千のぶどう」です。 休日には30分〜40分待ちということもあるそうです。 この店をプロデュースしているのが、 以前デイリーアイでご紹介した 「グラノ24K」(2007年1月15日)です。 千葉県は野菜生産量日本一を誇りますが、 千のぶどうでは、地元の契約農家から仕入れた 朝採れたばかりの新鮮な野菜を使って、 約20種類の総菜を提供しています。 入口にはその日に使用する野菜の産地を表示し、 食材のディスプレイも行っています。 ランチタイムに提供する メインディッシュに肉か魚を選べる 「今日のおかず付きビュッフェ」が995円。 「朝食ビュッフェ」が850円と なかなかのお手ごろ価格です。 いずれも、オープン記念価格なので、 そのうち値上げすると思いますが。 パサールの成功で自信を持った東日本高速道路は、 管轄の関東、東北、北海道の高速道路にも 同様の施設を出店する予定で、 10年間に20ヶ所の出店を目指しています。 パサールのターゲットは、女性と家族連れで、 男性客をターゲットとしてた従来のSA、PAと比較すると、 利用客は1日平均約5600人から 約1万1000人に、 売上は3倍以上に増えたそうですよ。 考えてみると、女性は、本当に買い食いが大好きですからね。 バスツアーなどに参加すると、休憩のたびに、 なにか食べ物を買ってきては、 移動中のバスの中でもぐもぐ、もぐもぐやっています。 売上が3倍に伸びるのもわかりますね。 地元食材とうまく組み合わせた店舗展開をはかれば、 地域の農業活性化にもつながるので、 ミチナカビジネスは、 なかなか有望なビジネスだと思います。 (2008/7/10 記) |