好調!環境関連銘柄

通勤の途中、東京ミッドタウンの前を通りますが、
今週に入って、警察の検問をやっているんですよね。
「いよいよ、サミットか」と実感させられる光景です。

マーケットの方もサミット仕様なのでしょうか。
環境関連銘柄が好調です。

日経新聞社が、
日経平均採用銘柄を対象に、
今年1−6月の株価騰落率をランキングしたところ、
上昇率の上位には、
環境関連銘柄と資源高の恩恵を受ける銘柄が
顔を並べました。
ランキングは以下の通りです。

企業名 騰落率(%)
1 ジーエス・ユアサコーポレーション 96.9
2 三洋電機 60.4
3 三菱UFJニコス 41.0
4 日本ハム 27.6
5 ファーストリテイリング 26.1
6 日本製鋼所 25.4
7 三菱製紙 19.2
8 日清製粉グループ本社 18.8
9 ニチレイ 17.2
10 日本郵船 15.0
11 三菱商事 14.4
12 T&Dホールディングス 13.2
13 丸紅 11.9
14 国際石油開発帝石 10.7
15 東亜合成 10.1

ジーエス・ユアサは電気自動車用リチウムイオン電池、
三洋電機は太陽電池とリチウムイオン電池、
日本製鋼所は原子力発電の原子炉設備と部材、
日本郵船、三菱商事、丸紅、国際石油開発帝石は、
資源高の恩恵を受ける銘柄です。

洞爺湖サミットの影響も大きいとは思いますが、
今年に入って、
「もうからない」というイメージの強い環境銘柄が、
相場を動かす主役に踊りでてきました。

実際、「日経マネー」が市場関係者の協力で、
有望な環境関連株116銘柄をピックアップし、
その騰落率をTOPIXと比較してみたところ、
2007年秋以降、常に市場平均を上回っています。

特に、その動きが目立つのは、
デイリーアイでも何度かご紹介した
太陽電池製造装置メーカーのエヌ・ピー・シーです。
年初の3040円から昨日終値で6220円と
2倍以上に値上がりしています。
エヌ・ピー・シーについては、
以下をご参照下さい。
「太陽電池」(2008年1月8日)
「太陽電池普及に吉報」(2008年2月27日)
「『目立たなくてもよい会社』を目指す隣社長」
(2008年2月28日)

「太陽電池製造世界No.1陥落」(2008年4月1日)

日本風力開発も元気です。
年初24万6000円から昨日終値で424000円と
70%強の値上がりです。
日本風力開発(2008年3月7日)

環境関連銘柄が好調な理由は、
洞爺湖サミットの開催ばかりではなく、
やはり、環境問題への取組みが
世界的に「国策」になったことがあげられると思います。
政策的、資金的にしっかりサポートされている企業には、
お金が集まるようになったということでしょう。

考えてみれば、昨年あたりから
環境関連株ファンドが多数設定され、
その流れのお金が流入している点も見逃せません。

最後に、株価の位置も含めて、今後注目しておきたい
環境関連名柄をあげておきます。
三洋電機
オルガノ
栗田工業
アルバック
フェローテック
ダイセキ環境ソリューション
エス・イー・エス
石井表記

それぞれの銘柄については、追々、
ご紹介していきます。

(2008/7/1 記)