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太陽電池
日経新聞社が実施した 「2008年に期待する新興企業調査」で マザーズのエヌピーシーという会社が 選ばれています。 エヌピーシーは、太陽電池製造装置メーカーです。 ところで、太陽電池とはなんなのでしょうか。 それは、太陽の光エネルギーを吸収して 電気に変えるエネルギー変換器のことです。 電池という名前がついていますが、 電気を貯めるという機能を持っているわけではなく、 光の日射の強さに比例して発電します。 もし、地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを 100%電気に変換できるのならば、 世界の年間消費エネルギーを わずか1時間で賄うことができるそうです。 自然の力は、やはりすごい。 しかし、太陽電池があまり普及していないのは、 システム導入にコストがかかるからです。 コストを低下させるためには、 量産が必要となります。 エヌピーシーでは現在、 急ピッチで生産能力拡大を行っています。 2007年末に能力を5割拡大し、 2009年の夏をメドに現状の2倍まで 高める予定で動いています。 今後、太陽電池の需要は、 大幅に伸びるとみられています。 地球温暖化対策の切り札として、 先進国のみならず新興国でも注目。 政府主導で太陽電池普及を検討している国も 多数あるそうです。 エヌピーシーの強みは、 市場シェアが高いことです。 太陽電池の最小単位をセルといいます。 シリコンでできた薄い板です。 このセルを複数つなぎあわせて パッケージ化したものをモジュールといいます。 エヌピーシーは、 このモジュールにする工程において、 製造装置の世界シェア4割を握っています。 生産能力を増強すれば、 シェアを6割まで高めることが可能となります。 欧州などのライバルメーカーは 配線、圧着、検査などの機械を 単体で納入する企業が多いそうですが、 エヌピーシーでは、 自動搬送装置も含めた製造ラインを 一括して納入できる点で、 競合他社よりも優れているのです。 今後の同製造装置の市場規模は、 2010年に300億円と2006年の2.5倍に 膨らむというからすごいじゃありませんか。 太陽電池製造装置用部材で注目されているのが、 等方性黒鉛です。 メーカーは東洋炭素。 さらに、太陽電池と併用して利用されることで、 需要の伸びが期待されるのが、 日本ガイシのNAS電池。 太陽電池市場、要注目です。 (2008/1/8 記) |